もしあなたに知恵があるならば、 あなた自身のために知恵があるのである。 もしあなたがあざけるならば、 あなたひとりがその責めを負うことになる。
罪を犯す魂は死ぬ。子は父の悪を負わない。父は子の悪を負わない。義人の義はその人に帰し、悪人の悪はその人に帰する。
あなたは神と和らいで、平安を得るがよい。 そうすれば幸福があなたに来るでしょう。
ほねおる者は飲食のためにほねおる、 その口が自分に迫るからである。
それゆえ、あなたがたはあざけってはならない。 さもないと、あなたがたのなわめは、きびしくなる。 わたしは主なる万軍の神から 全地の上に臨む滅びの宣言を聞いたからである。
彼は、どの手紙にもこれらのことを述べている。その手紙の中には、ところどころ、わかりにくい箇所もあって、無学で心の定まらない者たちは、ほかの聖書についてもしているように、無理な解釈をほどこして、自分の滅亡を招いている。
人はそれぞれ、自分自身の重荷を負うべきである。
心のもとれる者はそのしわざの実を刈り取り、 善良な人もまたその行いの実を刈り取る。
さばきはあざける者のために備えられ、 むちは愚かな者の背のために備えられる。
たといわたしが、まことにあやまったとしても、 そのあやまちは、わたし自身にとどまる。
その他の氏族も皆別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆くのである。